« 学ぼう!『番匠川』のあれこれ | メイン | デジカメ »

マウスブルーダー

現在、開催中の特別展、 「魚の繁殖エトセトラ」も終盤にさしかかりました。

ところでこの特別展を企画するにあたり、ある魚の繁殖行動をお客様に

見せたいという強い思いがありました。

 

そのある魚とは卵や稚魚を口の中で守る魚(マウスブルーダー)です。

魚が好きな人にとっては、 知ってる人も多い有名な行動だとは思います。

しかし、 私はテレビや写真では見たことがあるものの、実物を見たことが

ありませんでした。 そしてこのおもしろい行動を自分も見たい、

お客様にも見せたいという思いがこの企画を作るきっかけとなりました

 

マウスブルーダーの魚にはアフリカに生息する小型のシクリッド、

ドワーフエジプシャン・ マウスブルーダーを選びました。

2ペアをつがいで飼育しましたが、なかなか産卵にいたらず、ペアを

変えたりしているうちにやっと口の中に卵を咥えたメスを発見しました。

 

 

          ( 口の中にふ化したばかりの稚魚が見えます )

 

 

オスは子育てに協力しないので他に移してメスだけで飼います。

口内保育中は餌を食べません。 子供が口から出るまでに半月ほどかかり

ようやく目にすることができました。

 

 

           ( ママの周りを泳ぐ稚魚 )

 

 

そして念願だったシーンを目にすることができたのです。

親は危険を感じると口の中へ次々に子供を咥えていきます。

自分から入ろうとする子供もいるのですが中にはまだお外で

遊びたいのか親から逃げる子供もいたのが笑えました。

 

( 危険を感じ稚魚を口の中に隠すところ・ ・・※食べているわけではありません )

 

ところでこの行動、 より長くお客様に見せたいと思ってそのままに

していたのですがいつのまにか子供がいなくなってしまいました。

死骸があるわけでもなく・・・ つまり親が食べてしまっていたのです。

どうやら、 この行動をお客様に見せられる期間は5日くらいが限界の

ようです。 7月下旬から始めたこの特別展ですが、これまでのところ、

エジプシャン・ マウスブルーダーは2回しか産卵しなかったので

この行動が見れたお客様は非常にラッキーだったと思います。

 

特別展終了まで残りわずか・・ ・もう一度産卵してくれることを

願いたいです。

 

 

 

※ドワーフエジプシャン・ マウスブルーダーの子育ての様子は

 おさかな動画集でもごらんになれます。 

 

http://www.rs-yayoi.com/osakanakan/index/index.html

 

 

< タッツン > 

 

コメント (4)

wakakei2000:

なかなかうまくいきませんね。自然の中なら、大方育ったぐらいにさっと隠れてしまうのでしょうが、水槽の中なので厳しいですね。せっかく産まれたのに、残念です。

また産んでほしいですね。実際に見たときには、これは、子どもたちも驚くと思います。

今度土曜日に伺います。では。

tattun:

マウスブルーダーの動画をアップしたつもりでしたがやり方が間違っていたようです。
今度きたときに教えてください。

匿名:

もっとみたーい

tattun :

匿名さんへ・・・コメントがめったに入らないのでチェックしていなく今に至ってしまいました。
今後も生き物たちの画像や動画を追加していきますのでよろしくお願いします。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2006年11月28日 15:03に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「学ぼう!『番匠川』のあれこれ」です。

次の投稿は「デジカメ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.