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シェル・ブルーダー

特別展「魚の繁殖エトセトラ」 も12月10日で最終日を迎えます。

その中で展示している 「巻貝の殻に卵を産む魚」

ネオランプロローグス・ オケラートゥスの子育てを紹介します。

この魚は巻貝の殻を棲家にし、 卵もそこに産みつけます。

 

            ( 貝の中の卵を守るメス )

 

特別展を開始した頃は2ペアいたのですが、とにかく仲が悪く

喧嘩ばかりでした。 そのうち1ペアは死んでしまい、残す1ペアに

かけることとなりましたが、 そのうち喧嘩をしなくなり

いつも近くで過ごすようになりました。

これはいけるかも・・・ と期待していたところ8月終わりに貝の周りを

泳ぐ小さな稚魚を発見しました。

 

                 ( 貝の入り口からそろりそろりと出てくる稚魚  )

               ( ※ 巻貝の入り口以外は親が砂で埋めてしまいます。 

                      おそらく目立たせなくするためだと思います。    )

 

稚魚の世話はメスが主になって行ないます。

稚魚は貝の周りで遊んでいて危険を感じると貝の中に逃げ込みますが、

メスは稚魚の近くで常に警戒していて外敵を追い払ったり

稚魚が貝の中に入った後、 自分も貝の中に入って様子を見たりします。

 

                  ( 稚魚を見守るメス )

 

  ( 貝に隠れた稚魚を守るメス  「出てきちゃダメ」とでも

    言ってるのでしょうか?    

    ※ 自分も中に入って隠れたりします。         )

    

オスは少し離れた場所にいますが稚魚を食べることもなく

外敵を追い払ったりして子育てに協力します。

水槽に指を近づけると両方で威嚇したり、掃除のため水槽に

手を入れると指に噛み付いてくるほど、 熱心な子育てをします。

 

  ( タッツンの指に威嚇する親魚・・・  左がメス 右の大きい方がオス )

 

その後、 このペアはコンスタントに産み続け多くの子孫を残し、

現在も子育て奮闘中です。 特別展はもうすぐ終わりですが、

増やした子供たちはまた別の機会に展示したいと思っています。

 

 < タッツン > 

 

コメント (2)

wakakei2000:

おおお、いい写真が撮れましたね。素晴らしいです。いいところが撮れていますね。さすがです。

最近うかがえなくて、申し訳なく思っています。何しろ研究授業が12月12日に入ってしまい、それの準備をしています。それが終わったら参ります。

タッツン:

色々と忙しそうですね・・・
魚を繁殖させて育てるのはとても面白いですよ。本には書いていなかった行動も見れたりして・・・
オケラートゥスの稚魚をスポイトで吸い取ろうと追いかけていたら砂の中に潜ったんですよ。親では見られない行動です。
オケラートゥスは量産態勢に入っているので大きくなったら常設展に移したいと思っています。

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2006年12月02日 15:51に投稿されたエントリーのページです。

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