少しまとまった雨が降った日の翌日、アカガエルの撮影に行ってきました。
現地に行ってみてびっくり。
これまで水のなかったところに水たまりができ、そこにはもうすでにたくさんの
卵が産み付けられています。産卵のピークはすでに終わってしまったようです。
カエルたちの鳴き声は聞こえず、姿も見当たりません。
半分あきらめ気味のまま、それでも一応カエルがいないか探しまわってみると、
轍(わだち)にできた水たまりに、1組のヤマアカガエルが。

なぜだかしきりに暴れています。よく見ると、メスに抱きつくオスの左前足が一本
の草を抱え込むような形になっていて、メスが移動しようとしているのにまったく
自由に動けません。クサリにつながれた犬のような状態です。
とりあえずそのまま1時間ほど観察を続けましたが、結局その草は抜けません
でした。さすがにこちらも見ていてじれったくなり、このままでは産卵どころでは
なさそうなんで、その草をそっと抜いてあげました。
それからさらに1時間ほど経ったとき、水の中でカエルの動きがぴたりと止まり、
オスがうしろ足をうねうねと動かしだしました。どうやら産卵の合図のようです。

プリプリプリっと産卵が始まりました。

産卵時間はわずか2分。メスが卵を産み終えると、オスはさっさとメスから離れ、
草むらの中に消えて行きました。メスは、このあと一分ほどこの状態のまま死ん
でしまったかのように全く動きませんでした。

産みたての小さな卵塊は、翌日にはしっかりと膨らんでいました。
あとはニホンアカガエルとオオイタサンショウウオの産卵を撮影したいのですが、
ニホンアカガエルは時期的にもう遅そうだし、オオイタサンショウウオは思って
いたよりも光に敏感に反応するので、どちらも撮影出来なさそうです。
ということで次は、タゴガエルあたりでも狙ってみます。
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