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有明海紀行 パート2(マハゼとハゼクチ)

有明海は黄海や東シナ海沿岸の干潟と先史的な繋がりがあり

共通する生きものが多くいるそうです。

その中には日本の他地域では見られない種類も多く

その代表的な魚でムツゴロウやワラスボと聞いたら知っている人も多いと思いますが

これから紹介するハゼクチもその一つで有明海と八代海にしかいない魚です。

 

ハゼクチはアンコウ網によく入る魚でマハゼと似ています。

マハゼは成長しても25cmくらいなのに対し

ハゼクチは50cmを超え、そのような大きなものは「お化けハゼ」と呼ばれたりします。

そのような大きな個体ならハゼクチと一目瞭然かもしれませんが

マハゼと同じようなサイズならどうでしょう?

 

            < 上がマハゼ、 下がハゼクチ > 

 

素人目では違いを探すのは難しいと思うのですが

有明海で長年漁師をしているお義父さん は違いました。

 

タッツンがハゼクチを見ていて

「マハゼとどこが違うのかな?」 とつぶやくと

「マハゼってこのトラハゼのことかにゃ?」

とハゼの中から1匹取り出しました。

マハゼのことをトラハゼと呼ぶようで

「尾ビレの模様が違う」と教えてくれました。

 

    < 上がマハゼ:尾ビレの模様に注目、 下はハゼクチ >

 

マハゼの尾ビレには点列模様があるけどハゼクチにはありません。

後に魚類検索を見ると一番わかりやすい識別ポイントでした。

しかし、驚いたのはそれだけではありません。

お父さんは「目の幅も違う」 と言い出したのです。

 

           < 左がハゼクチ、 右はマハゼ >

 

そして比べてみるとハゼクチの方が目と目の間隔が広いことがわかりました。

何という観察力・・・ これを自分で見分けていたというのだから驚きです。

 

お義父さんが言うにはハゼクチに混じって、 マハゼも少し獲れるそうですが、

普通の人ならこれが違う種類とは気づかないでしょう。

正直、 タッツンもマハゼが混じっていることに気づいていませんでした。

 

しかし、 そんなお義父さんでも知らない正体不明の魚が獲れたのですが

続きはまた・・・

 

 

< タッツン >

 

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2008年09月20日 12:14に投稿されたエントリーのページです。

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