今年3月1日に番匠川河口で捕獲し展示したアユの稚魚(氷魚)、
その後、順調に成長してすっかりアユらしい姿に成長しました。

< 3月1日撮影(全長:約5cm) >

< 4月2日撮影(全長:約5.5cm) >

< 5月18日撮影(全長:約6.5cm) >
よく4~5月に「アユの稚魚」 を放流とニュースや新聞で取り上げていますが、
魚類学的に言うと放流しているのでは稚魚ではありません。
本来、 稚魚とは全てのヒレの条数が成魚と同じ数になってから
ウロコができあがるまでの期間であって、
アユでいうとその期間は海の沿岸や河口付近で遡上に備えている段階で、
3月1日に展示したものが本来の稚魚の姿です。
もし、 こんな未熟な稚魚を川に放流したら
その瞬間にプカ~と死んで浮いてしまうでしょう。
つまり、放流しているアユのサイズ(10cmくらい) は未成魚というのが
正しいかもしれませんが、 それだと一般の人には分かりずらいので
せめてアユの「幼魚」や「若魚」を放流といってほしいものです。
もしくは「子アユ」や「若アユ」とか・・・
ちなみに3月1日から展示した稚魚9匹は、
ジャンプして転落死した1匹を除き、
1匹も堕ちることなく元気に成長しています。

当初はブラインシュリンプを与えていましたが
早くからフレーク(人工餌料) にも慣れてくれ
導入時以外は、ホント丈夫で飼いやすかったです。
最近では底を口にこすりつける、 コケを食む行動も
見られるようになりましたよ。

< タッツン >
