キャッシングはお金が必要なときに便利なサービスですが、借りたいと思っている人が必ず利用できるわけではありません。

キャッシング申込の前に、必ず条件を確認しておきましょう。

最低限必要な申込条件とは?

キャッシングカード

キャッシング申込には定期的な安定した収入があることが必要です。

当然のことですが、一度借りたら毎月お金を返していかなくてはいけません。 だから毎月一定の収入が保証されている人じゃないと、申込を受け付けてくれないのです。 収入が多いのはもちろん有利になりますが、それよりも安定した収入が重視されます。

収入が安定しているかどうかを判断するためには、キャッシング会社は勤務先の情報を得なくてはいけません。 いくら収入が多くても日雇いで食いつないでいるような人は報告できるような勤務先もないので、申込するのが難しいでしょう。

アルバイトやパートでも長期で安定しているなら、キャッシングの利用は可能です。 ただし、正社員に比べると信用度も低いため、借入金額が少なくなるなど審査面で多少厳しくなります。

また、キャッシング申込には年齢制限もあります。 消費者金融によっても多少条件は異なりますが、多くの場合20歳から69歳までとなっています。 消費者金融会社の中には上限を65歳までにしているところもあります。 この年齢層に当てはまらなければ、キャッシングの新規申込はできません。

キャッシングに年収制限はあり?

基本的にはっきりとした年収制限はあまりありません。 年収が少なくても安定していればOKで、他に審査面で問題なければ1万円という少額から貸し付けてくれるところもあるからです。

しかし、低金利で利用限度額が大きい、かなり好条件のキャッシングの場合だと年収に制限を設けていることがあります。 特に審査が厳しい銀行や信用金庫で年収制限を設けています。 それほど厳しい条件ではないものの、年収150万円以下の人は選択肢が狭くなるということもあるでしょう。

勤続年数はどれくらいあればいい?

いくら正社員でも入社して間もない場合は、まともに審査してもらえない可能性があります。

なぜなら「すぐに辞めてしまうのでは?」という不安要素があるからです。 せめて勤続歴が6ヶ月、1年以上勤めてから申込んだ方がより安心でしょう。

ただし離職率が少なく雇用が安定している公務員の場合は、6ヶ月未満でも受け付けてくれるかもしれません。 自分の勤続年数が少なく心配な場合は、申込前に条件を確認しておいた方がいいでしょう。